ニットとはどういうものを指していうのでしょう。
ほとんどの衣類は、糸を使ってまず面積を作ることから始まります。
織物は縦糸と横糸が直角に交差して面積を作りますが、ニットはループによって面積を作ります。
編地の横方向のループをコースcourse、縦方向のループをウェールwaleと呼びます。
ループは横方向に編み進んでいくものもあれば、縦方向に編み上がっていくものもあります。
ニットの中には、縦糸を並べてそれにループを絡ませていくように、非常に織物に近いものもありますが、ループを作っていくということ自体はニット独特のものです。
このループにより、ニットは伸び縮みがしたり、しなやかさがあったり、ふくらみがあったりするのです。

布の組織

ニットの組織