一方、バイキング(北欧スカンジナビアのノルマン)は8〜11世紀に活躍し、ビザンチン帝国と平和協定を結んでいて、そこでニットの手法を知り、独自のフィッシャーマン・セーターの前身を作ったのです。
紡毛糸で編んで強縮絨をした寒さを防ぐ労働着です。
彼等は8世紀末頃からイギリス東海岸を攻めていて、フェアアイル島、アラン島、ガーンジー島、ジャージー島にニットを伝え、そこでそれぞれ独自の柄が発展してきました。
フェアアイル・ニット(Fair Isle knit)
雪の結晶、モミの木、ダイヤ柄、クロス柄などが組み合され、色糸による編み込み柄で構成されています。
アラン・ニット(Aran knit)
ケーブル柄、ジグザグ、ダイヤ、ハニカム、格子柄、ポプコーン編などの組合せが特徴です。
ガーンジー・ニット(Gansey knit,Guernsey knit)
表目と裏目による柄構成が特徴です。

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